ペルシャ(現在のイラン）では、石に映りこんだ新月を見た人に、幸運が訪れるという言い伝えがあるそうです。古代エジプトや古代インカの財宝の中からも装飾品として発見されており、古くから人とかかわりのある石のひとつとされています。和名をトルコ石といい、原産地ペルシャからトルコ商人によって広められたことに由来します。危険から身を守るとされ、旅のお守り石として愛されています。

　世界各地で、聖なる石として古代より崇められてきた石のひとつで、古代エジプトではファラオ（王）の護符として、仏教の世界では七宝のひとつに数えられています。幸運・強運を呼び込む石として人気の石です。日本では瑠璃石と呼ばれ、古くから水晶と同様に愛されています。